容姿・経歴・その他メモ

経歴：
　規律に厳しい環境で育った、何かの大会で優勝したことがある、かつて信頼できる友人が居た
冒険に出た理由：
　恐怖に打ち勝つため

概要

　ケルディオン大陸の開拓村にして港街、ロウクスに住まう戦士。ぽやっとした所があり、放っておけない性格をしている。ケイネスという息子がいるが夫はおらず未亡人であるようだ。基本的には名前だけを名乗るが、フルネームを名乗ると姓と名の間に「A」と入る。この「A」が何であるのかは、彼女は答えたがらない。
　両手持ちの大剣を振り回す戦闘スタイルを好む。というより、それ以外の戦い方はできないのかもしれない。魔法についてはからっきしであるらしく、魔法使いについては羨望めいた視線を向けることが多い。しかし女の身では大変なのではないかと思われることも多く、それについては「これが一番馴染むの」「大剣が、一番私の半身に似ているから」と彼女は言う。
　戦士、あるいは旅人としての時期が長いため、いろいろな知識はあるのだが、実用性のある知識には乏しい。ちょっと意見を聞く、くらいであれば丁度いいかもしれない。
　　ナイトメアである息子を愛しており、そのためになら命すら惜しくはない（あるいは唯一の生きがいなのかもしれない）のだが、その息子も同様に命を捨ててまで彼女を守ろうとするため、もしも何かあれば親子共々生き残ることはできないだろう。夫についても忘れずに愛しているらしい。しかし、彼はケイネスが生まれて間もなく、彼女を守るために死亡しているのだという……。また、夫以外にも仲間がいたようだが、今では互いに連絡も取り合っていないようだ。

　余談だが、結構な大酒飲みであり、家にはかなりの酒類が溜め込まれている。流石に持ち歩いては居ない。
　酒への強度？　ウワバミ。

容姿

　金髪碧眼の美しい女性。その身長は191cmに達する長身の女性でもある。長い髪は腰にまで届き、戦いの最中にはふわりと舞い上がる。自称「たぶん34歳くらいじゃないかなって思いますよ？」とのことだが、外見年齢は20代ほど。息子の目にもダンダンと老化（成長？）しているのは確かなのだが、それでも異様に若い。なお、その胸は豊満であった。
　首にはロケットペンダントをかけており、ペンダントには10代後半の彼女と、茶髪の優しげな表情を浮かべた青年の写真が飾られている。名前らしきものが不明な言語で刻まれている。左手の薬指には、翡翠の指輪がはめられている。
　首元では、何かの文字のような痣が刻印のように刻まれている。これは側面にあり、注視しなければ髪の毛で隠れて見えない（チラチラと見えるくらいはするかもしれない）。また、背中にはまるで翼をもぎ取ったような傷跡がある。

経歴

　およそ14年前、彼女は一人の息子を産んだ。子は、ナイトメアであり、彼女に多大なダメージを与えたが、その時の彼女は紛れもない強者であり、ロック鳥とですらタイマンを張って戦うことができるほどの猛者であったため、それは致命傷には至らなかった。しかし、子を産む際に彼女の護衛についていた夫は襲撃により死亡、彼女と息子だけが残されることになる。
　失意の中にあった彼女は、息子を連れたまま安全な場所を求めて放浪を始める。生活資金を得るために闘技場を荒らし、賞金首を狩り。追手を撒くために山を越え川を越え。時に、心優しき者の助けを得て。そうして旅を続けてきた。
　しかし彼女は、「とある要因」によってじわじわと力を失っていく状態にあった。技を忘れ、剣を鈍らせ、いくつもの技術を失い……4年の時を経て少しずつ弱っていった。このままでは、自分では息子を守ることができなくなる……そんな中で、彼女は開拓者の募集を見つける。
　開拓地ともなれば追手もなくなるだろう。そういう考えで彼女は開拓者となった。まだ残っていた実力を発揮して開拓地に献身し、住まう場所を得た。今となっては、狼程度であれば狩れる、程度にまで落ち込んでしまった彼女の実力だが、それでも彼女は安住の地を得たのだ。……とても安定しているとは言えないものであっても。
　自分が居なくなってもいいようにと、息子には戦う術を教えているのだが、才能がないのかどうにも身につかないようであり、彼女の悩みのタネとなっている。

　彼女の家には放浪中に得たものと思わしきものがいくつも眠っており、特に折れてしまった大剣を丁寧に手入れする様子が見られる。この剣は宝石や貴金属で作られた明らかに実用に足らないもので、もし折れていなければ長さ2m、必要筋力35はあったであろうほどの重量を持つ。その他に、目隠し用の布のようなものを後生大事に小箱に入れてしまっている。他、不明な言語で書かれた日記らしい本を持っている。彼女にも読めない言語の本ではあるが、それが何故存在するのかは不明だ。

　―――かつては、とある貴種であったらしい。それを知る者は、ケルディオンには彼女しかいないが。
　―――かつては、猛々しい戦士のような性格をしていたという。もはや忘れ去られたことではあるが。

オリジナルデータ

夜王の刻印

この刻印は夜王からのメッセージである
雑多ではなく一つの個体として認められた証。余りに強力なせいでこの刻印が刻まれている部位に魔法具を装備しても夜王の魔力痕により効果を失い崩れてしまう。この刻印の保持者は弱い魔物から襲われにくくなり強き魔物からは獲物として狙われる。

達成値20以下の呪い属性を持つ攻撃からの抵抗を自動的に成功する

達成値35で刻まれている

この刻印は「部位：首」に刻まれている。

セッション履歴

収支履歴