容姿・経歴・その他メモ
キャラクター設定
[容姿/特徴]
身長:165cm 体重:51Kg 性別:女性
綺麗なシルバーブロンドの髪、額から小さな二本の角が生えている。瞳の色は菫色。
身長が高くスラっとしたプロポーションの持ち主。
肌はナイトメア特有の極端な色白で左の腋の下に小さなハート形の痣がある。
名の由来は母ティリエルの「ナイトメアとして生まれたとしても貴女は私たちと同じエルフ族である事に違いはない」と言う願いから。
[性格]
性格は概ね楽天的でいつも明るく振る舞っている。普段はゆっくりと話しゆるふわ系の言動が多い。
基本的には優しく少々涙もろいところがある。普段の格好は年頃の娘らしく可愛らしい物を好んでいる。
ただ、異貌化した際は普段とガラリと変わり性格や口調が攻撃的になる。
[経歴]
家族から探されている:ゴールドウィンドの里に居る父親と長老がティリエル共々連れ戻すために探している。
競い合う友人が居た(居る):ジーク
役に立たない得意技がある:穢れを持っているのになぜか妖精に凄い好かれる
冒険の切っ掛け:「まだ見ぬ世界を見るため」
[関係者]
長老(エルフ男性):ゴールドウィンドの里の長老
エルセイア・ゴールドウィンド(エルフ男性):父親。ゴールドウィンドの里の長。里の名誉の為にもエルフィナを消したいと思っている。
ティリエル・シルバーウィング(エルフ女性):母親。ゴールドウィンドの里の精霊の巫女。優秀な妖精使い。出奔した。優しいが芯の強い女性。
引退した冒険者ルッツ(人間男性):子供の頃から色々な事を教えてくれた元冒険者の老人。昔膝に受けた矢傷が原因で引退したらしい。
[エピソード/生まれ]
コロロポッカの森にあるエルフの集落ゴールドウィンドの里で産まれる。
里の巫女を務めていた母ティリエルは、我が子がナイトメアであったにも関わらず出産時に奇跡的に一命を取り留める事ができた。
そしてティリエルはナイトメアとして生まれた我が子を忌み嫌う事はなかったが、夫であるエルセイアとティリエルの父である長老は
ナイトメアとして生まれたエルフィナを激しく嫌悪した。
「穢らわしい忌み子を里に置いておく訳にはいかない。この子は諦めて次の子に次代を託そう」
とエルフィナの命を奪う事を宣告してしまう。
里の下した非情な決定に悲嘆に暮れたかに見えたティリエルは「それならばせめて私の手で……」と長老に懇願し、その赦しを得て
深い森の奥へと我が子を連れて行く。……そしてそのまま身一つで我が子を抱えて村を出奔してしまう。
妖精とのつながりが特に深い精霊の巫女と言う重責を担う存在を失ったゴールドウィンドの里は衰退の道を辿る運命となったが、
ティリエルにとっては我が子の命を奪うと言う理不尽な決定をした里にもはや未練などなかった。
多くの危険を伴った旅路を経てレーゼ村まで辿り着いたティリエルは、ナイトメアである我が子を受け入れてくれたこの場所で
我が子を育てると決め、生まれの苗字を捨てシルバーウイングと改めた。
エルフィナは物心がついた時よりレーゼ村で育ったためゴールドウィンドの里についてはティリエルより聞いた以上の事は知らない。
(排他的で変化を受け入れない村を捨てて人間の里に出て来た程度しか聞かされていない)
エリスとジークとは幼馴染の間柄。他の村の子とはナイトメアである事と言葉の問題が原因であまり深い付き合いがない。
(レーゼ村には元冒険者が幾人かおり、その子供は交易共通語が話せるがほとんどの子供はブルライト語しか話せないため)
[エピソード/異貌化と出遭い]
エルフィナが初めて異貌化したのは7歳。その時にそれを見てしまった幼いエリスに拒絶されてしまいショックを受けたエルフィナは
ティリエルにも言わずに夕闇迫るレーゼ村を飛び出してしまう。
その時にジークと出遭い(お互いに知っていたがほぼ面識はなかった)事情を知らないジークは泣いているエルフィナを慰めようと
自分の気に入っている森の奥の大樹へと連れて行く。陽は落ち、月光に照らされる大樹の傍二人で座り話をしてその時に初めて
ナイトメアである事を知ったジークは当初ショックを受けつつも「種族の違いなんて関係ない」と受け入れたのであった。
暫し前より大樹の影からこの二人の客人をそっと見守っていたリサードギィは静かに現れる。
美しい旋律を奏で、歌を聴かせるその声にエルフィナは魅了され大いに賛辞を贈り聞き惚れた。
(この時にリサードギィの唄った歌の歌詞に感動し、エリス達との種族の違いを乗り越えようと改めて決意する)
やがて歌い終えたリサードギィはジークに対して一つの奇妙な予言を残し静かに去って行ったのである。
この時はまだ後にリサードギィが冒険を共にする仲間になるとは夢にも思っていなかったのであった。
夜遅くに戻った二人は当然のことながら村長やティリエルからこっぴどく叱られる事となったのは言うまでもない。
後日、両親にナイトメアと言う種族についてちゃんと教えられたエリスはエルフィナに謝り二人は仲直りをする事となった。