名称:レガシーゴブリン
モンスターレベル:4 分類:その他
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
言語:交易共通語、汎用蛮族語、妖魔語 生息地:森、山、洞窟
知名度/弱点値:11/13 弱点:魔法ダメージ+2点
先制値:9 移動速度:20
生命抵抗力:6(13) 精神抵抗力:5(12)

攻撃方法:拳/命中力:7(14)/打撃点:2d+4/回避力:5(12)/ 防護点:4/HP:26/MP:11

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
〆火薬充填
 「爆発する粉」を生成し、以降一度だけ「□炸裂火薬」を使用可能になります。

□炸裂火薬Ⅰ
 「爆発する粉」に火をつけ、腕の威力を上昇させ、そのラウンドの間発生させる物理ダメージを+12点します。
 この能力は「〆火薬充填」の使用後にしか発動できず、発動後は再び「〆火薬充填」を使用するまで発動できません。

☆妖魔統率
 魔物レベルが自身のレベル未満の名前に「コボルド」「ゴブリン」「グレムリン」「レッドキャップ」とあるキャラクターが行う命中力判定に+2、それ以外のあらゆる行動判定に+1のボーナス修正を与えます。

戦利品
 自動:可燃性の黒い粉(500G/黒A)×1d
 2~4:なし
 5~:遺物のかけら(2000G/金黒S)

解説
 遺物種と呼ばれる、ここ最近見受けられるようになったまったく新しい蛮族の新種の内の一種です。〈遺物のかけら〉と呼ばれる未知の物質を内包しており、それにより魔法的な特殊な行動を取ります。
 レガシーゴブリンはゴブリンを元として生まれたとされる種族で、ゴブリンに比べて体格が大きくスマートであり、体表は黒く変色しています。また、その顔にはゴブリンには無い明確な知性を感じさせます。しかし、ゴブリンとの違いはそこまで大きくは無いため、見た目のみでの判別は困難でしょう。
 「火薬」と呼称される、熱を加えると爆発する粉末を体内で大量に生成し、腕に集中させ爆発させる攻撃を得意とします。その攻撃性は高く、ゴブリンだからと侮ることはできません。
 ゴブリンらしからぬ知性と文化性を持ち、集団での生活を好みます。清潔で衣食住の整った人間的な生活を行う他、農業にも勤しみます。さらに、妖魔を従え統率する能力を持ち、多数の妖魔と共に人間の村と変わらない集落を作ることもあります。
 種族的な性格として義理堅い性質があり、恩には決して背きません。連帯感もあり、兄貴分に従えられていることもあります。

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