名称:レガシーコボルド
モンスターレベル:6 分類:その他
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:命令による/中立
言語:すべて 生息地:不明
知名度/弱点値:17/20 弱点:魔法ダメージ+2点
先制値:14 移動速度:16
生命抵抗力:9(16) 精神抵抗力:9(16)

攻撃方法:魔剣/命中力:9(16)/打撃点:2d+7/回避力:8(15)/ 防護点:5/HP:40/MP:52

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○完全なる従者/12(19)
 戦闘外のあらゆる行為判定を基準値12で行うことができます。

〆真語魔法、操霊魔法6レベル/魔力9(16)
 6レベルまでの真語魔法、操霊魔法及び、異質真語魔法、異質操霊魔法を行使します。ただし異質魔法は4レベルから6レベルの物は行使判定にレベル×2点のペナルティ修正を受けます。達成値が0を下回れば、その魔法は失敗します。

□魔法適正
 戦闘特技《魔法拡大/数》《マルチアクション》を習得しています。

☆フルパワーアタック
 目前の獲物を狩る為に腕を最適化し、10秒(1ラウンド)の間自身の打撃点を+6し、移動速度を半分に減少させます。

☆量子歩法
 存在そのものをあやふやに分解し、量子効果によってあらゆる障害を通りぬけ、10秒(1ラウンド)の間移動時に物的障害を無視できるようになります。
 この能力を使用するとHP10点を消費します。この能力は連続した手番に使用することができません。

☆可能性の魔剣
 あらゆるものに変化する魔剣とつながっています。視界内の任意のキャラクターが持つ能力(特殊能力、種族特徴、魔剣の効果)のいずれか一つを写し取り、使用可能になります。ただし、レベルが自身の魔物レベルの二倍を越えているキャラクターから能力を写し取ることはできません。
 一度に写し取れる能力は一つまでで、別の能力を写し取りたい場合は補助動作でそでまでに写し取っている能力を破棄しなければなりません。

戦利品
 自動:銀貨袋(1000G)×2d
 2~9:朽ちた魔剣(4000G/金黒白S)
 10~:遺物のかけら(2000G/金黒S)×1d

解説
 遺物種と呼ばれる、ここ最近見受けられるようになったまったく新しい蛮族の新種の内の一種です。〈遺物のかけら〉と呼ばれる未知の物質を内包しており、それにより魔法的な特殊な行動を取ります。
 レガシーコボルドはコボルドを元にして生まれたと推測される種族で、身長は1.2mほどから変わっていないものの、薄っすらと毛の生えた子供と言うべきより人に近い姿をしています。頭部あるいは側頭部に犬のような耳が生えていなければ、遠くから見れば人族に誤認するかもしれません。
 従者としての性質が強く、誰かに仕えることを至上とし、主人を得てようやく一人前とされます。そのためにありとあらゆる技術を修めており、その技術の練度の個体差はあれど、全ての個体はあらゆる技能に精通します。人族に対しては中立的であり、主人の意向に従います。場合によっては人族を主人と認めて生きることもあるようです。忠誠心も高く、主を見限ることはありません。このことから、ルーンフォークとは種族的に相性が良いようです。
 その他の遺物種の特性の一部を有し、またそれらを強化、あるいは模倣することを可能とし、自身はコボルドに見られない高い身体能力を持ちます。従来のコボルドにあった種の限界は取り払われており、もはやコボルドとしては見られることがありません。

PASS:koborudo